こんにちは。

兵神ファーム栽培担当のNです。

先日は関西農業Weekにて

たくさんのお客さまがブースに来てくださいました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

このご時世で、なかなかお客さまのハウスにもご訪問しづらく

ブースにユーザー様が来てくださりとても嬉しかったです。

栽培担当としては設備のご導入時に3日間の栽培研修を行っています。

研修時は不安そうだったユーザー様も、3か月もすれば立派な農家さんで

定期的に感動しています。

さて、昨年の春から水耕栽培でのハーブ栽培を試験中です。

一番ポピュラーなハーブといえばバジルではないかと思います。

トマトとチーズとバジルの組み合わせは最高ですよね。

実は、バジルは冷蔵庫に入れないほうがいいんです。

バジルはほかの野菜よりも低温が苦手で

一定以上低温の環境になると葉が黒くなってしまいます。

となると、冬の栽培も不向きになります。

バジルがどこまでの寒さに耐えられるか

というような試験をするのが栽培担当の仕事ですので

寒くなるたびにまだかなまだかなと観察を行いました。

弊社の農場はハウスによってスペックが異なり

ハーブ試験ゾーンは暖房機なしの無加温

水温調整は井戸水循環のみという仕様です。

こちらがお正月明けにみた最後の元気なバジルです。

この時点で若干黄色味がかっています。

（生命力の強い隣のパネルのミントがバジルのパネルに侵入しにきてます)

この後、寒波がやってきて

ついにバジルに低温障害が発生、、、

（悲しいくらいにお邪魔してきたミントの緑が鮮やかでした）

ここで、バジルは冬に何度まで耐えれるか試験は幕を閉じました。

兵庫県の南側にある弊社の農場でもバジルには暖房機、ボイラーが必須ですね。

ハウス内に温度ロガーを設置しているので

どれくらいの温度まで耐えられるのか、良いデータ収集が出来ました。

（詳しい温度は、ここではお伝えすることはできません。

詳細データのご提供は、弊社の設備導入者様限定とさせていただいております。）

そろそろ寒さも収まってきましたので

またバジルの種まきをしようかなと思っています。

ほかのハーブも栽培中ですので

またブログにあげたいと思います。お楽しみに。

今回の記事を読んで、当社の設備に興味を持たれた方は

月に数回、設備検討者様向け水耕栽培ハウス見学会を行っておりますので

是非一度参加してみて下さい。

見学会のお申込みはこちら

最後まで読んで頂きありがとうございました。