CASE STUDIES
社会福祉法人恵生会 しきファーム様@大阪府八尾市
- 導入のきっかけ
- 10年以上、障がい者と共に露地栽培を中心に農業を取り組んでまいりました。
これまでは廃棄ロスを抑えるべく多品目・少量生産で、販売できる量だけを生産してきました。
この先、農業を通して障がい者の自立をより促進するためには生産時期の狭間を埋める事が重要で、事業規模の拡充を図るため新たに水耕栽培を導入することと考えました。
・勘と経験だけに頼らない、データ管理に基づく安定した農業を目指す!
・主力品の選定を行い、品目を絞る!
・販路拡大、大量生産による収益向上!
を目標に取り組んでおります。
- 導入の決め手
- 水耕システムの汎用性や希少品種の栽培事例があったことが大きいです。また兵神さんではJGAPの導入支援などもあり、当法人が考えていた内容が盛り込まれていたことも決め手となりました。
- お客さまの声
- 雨天でも活動が出来る、障がい者にとって分かり易いプログラム構成が可能になる、安定した生産量が見込めることの3点は福祉事業における水耕栽培のメリットと考えています。
今後は限られた福祉サービスの提供時間内でどのように取り組むかを課題としています。
- 野菜の展開の仕方
- 提携先への出荷を中心に、給食会社卸しなども行っております。また当法人が運営している ジェラートカフェ モンテローザ の食材としても使用しております。
- 栽培品種・商品紹介
- 小松菜 しろ菜 ミニセロリ サンチュ エディブルフラワー ベビーリーフ ホウレンソウ などを栽培しております。
サンチュは作業面から農福連携と相性がよい品種だと感じています。
◆障がい者の可能性を拡げられる、“フロントランナー”としての役割を担っていきたい!◆
農福連携のゴールの一つは“障がいのある方の賃金を上げること” それが農業の復興や地域の活性にも繋がると語る担当者様…
障がいのある方が “農業をやりたい!” と自ら入所してくるような環境を作るために様々な取り組みを行っている姿勢にいつも感銘を受けます。
単純に水耕野菜を栽培し出荷を行うだけではなく、“6次化”や“廃棄ロス削減”など他の事業やSDGsに繋げているところが一味違うお客様です。また水耕事業だけではなく、障がい者の新たな可能性を追求し缶詰事業ではほとんどの工程を障がい者が対応できるフローの確立を行っており、今後の水耕栽培事業でもそういった展開となるのがとても楽しみです!
農福連携を主体とした障がい福祉サービス事業として、市からも厚い信頼を得るしきファーム様…
地元の休耕地問題や農業復興など障がい者の方々が地域農業の一翼を支える事で共存・共助の環境が確立される社会を目指す中で、水耕栽培がお役に立てるよう今後もしっかりサポートさせていただけたらと思います!
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社会福祉法人恵生会コーポレートサイト
社会福祉法人恵生会しきファームInstagram
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兵神ファームの水耕栽培装置に興味を持たれた方は、定期的に水耕設備の見学会を行っております。
是非一度見学会に参加してみてください。
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